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このページでは、滋賀大津近くの弁護士が「和解書」についてご説明します。
刑事事件の和解書とは
刑事事件の和解書の意味
刑事事件の和解書は、一般的には、刑事事件の示談書と同義です。
すなわち、加害者と被害者が、問題となる刑事事件に関して、当事者間で解決した旨を記載した書面のことを言います。
刑事事件の和解書は、当事者間で作成することも可能ですが、弁護士が代理人として作成するケースも多いです。
刑事事件の和解書のサンプル
刑事事件の和解書(示談書)のサンプルは次のようなものです。
和解合意書 甲及び乙は、乙が平成○年○月○日に、甲に対して行った に関する被疑事件(以下「本件事件」という)について、以下のように円満和解合意した。 第1条 乙は、甲に対して本件事件について著しく迷惑をかけたことを深くお詫びし、謝罪する。 第2条 乙は本日、本件事件の和解金として金 円を支払い、甲は受領した。 第3条 甲は、乙の本件事件行為を宥恕し、乙の刑事処分を望まない。甲は被害届・刑事告訴・告発を全て取り下げる。 第4条 甲及び乙は、本合意書に定めるほか、互いに何らの債権債務も存在しないことを確認する。 平成 年 月 日 甲 住所 ○○県○○市○○町○○番地 ○○丁目○○ 氏名 ○○ ○○ 乙 住所 ○○県○○市○○町○○番地 ○○丁目○○ 氏名 ○○ ○○ |
色々な刑事事件の和解書
痴漢の刑事事件の和解書のサンプル
和解合意書 被害者山田花子(以下「甲」という)と加害者鈴木太郎(以下「乙」という)は、乙が甲に対し平成25年5月5日にJR山手線内車両内で行った強制わいせつ痴漢事件(以下「本件事件」という)について、以下のように円満和解合意した。 1 謝罪 乙は甲に対し、本件事件を犯した事実を認め、心から謝罪する。 2 被害弁償 ① 乙は甲に対し、本件事件の示談金として50万円の支払い義務があることを認める。 ② 甲は、本日、上記①の50万円全額を受領した。 ③ 本示談の成立により、甲乙間には何らの債権債務関係がないことを相互に確認する。 3 宥恕 本示談の成立により、甲は本件事件を許し、乙が刑事処罰を受けないことを望む。 以 上 平成26年1月1日 (甲 署名)山 田 花 子 ㊞ (乙 署名)鈴 木 太 郎 ㊞ |
傷害の刑事事件の和解書のサンプル
和解合意書 平成○○年○○月○○日 ○○○(以下、乙とする)は、加害者である○○○○氏(以下、甲とする)との間で平成○○年○○月○○日 ○○県○○市○○町先路上 において発生した傷害事件について双方協議の上、次の通り和解が成立した。 一. 甲は、乙に対し、本件和解金として○○○○円を支払うことを認める。 二. 甲は、乙に対し、前項の金員を平成○○年○○月○○日を第一回として、以降毎月○○日限り金○○○円宛○○回、分割して“○○○○”名義の○○銀行○○支店普通預金口座(口座番号:○○○○○○)に振り込む方法により支払う。 三. 甲が前項の金員の支払いを怠った場合、これに対する平成○○年○○月○○日から支払済まで年5歩の割合による遅延損害金を直ちに支払う。 四. 乙 ○○ ○○○と甲○○ ○○は双方協議により、本条項に定めるほか何ら債権債務がないことを確認した。 以上 本示談の成立を証するため、本示談書を2通作成した上で甲乙それぞれ捺印し、各自一通これを保管することとする。 住所 ○○県○○市○○町○○番地 ○○丁目○○ 被害者(乙) ○○ ○○○ 住所 ○○県○○市○○町○○番地 ○○丁目○○ 加害者(甲) ○○ ○○ |